パラドールのお昼ご飯です。
近代的な建物で、ゆったりとしたサロン、展望が素晴らしいカフェテリア、プールなどがあります。
カフェテリアからは、大学都市サラマンカの旧市街をトルメス川をはさんで一望できます。
Vega Izan Tinto Roble(Bodegas Riberalta)です。6ヶ月樽熟成したリベラ・デル・ドゥエロの赤ワイン。テンプラニーリョ種100%。アルコール度数13%。コース料理についている、典型的なフルボディの味わいでした。
前菜として、ひよこ豆とイベリコ豚の背脂の煮込み。やや塩味がきつく感じましたが、しっかり煮込まれて柔らかく、寒い日だったので体が温まりました。
Yの一皿め。ブロッコリー、にんじん、チコリ、ピーマン、なす、マッシュルームの網焼き。バージンオリーブオイルをかけてシンプルに頂きます。
Yの二皿め。去勢牛の赤ワイン煮込みをクレープ生地に包み、ぱりっと焼いたもの。ソースは煮込んだときの赤ワインソースと思われます。
そのまま焼いただけでは固いけれども味わいのある去勢牛の肉は煮込み料理によく使われます。ただクレープ生地に包んでソースと離してしまったためか、ややぱさつき感が気になったそうです。
子ども用メニュー。鶏肉にパン粉をつけて揚げ焼きしたものとフライドポテト。いかにも子どもが好きそうな組み合わせです。一口もらいましたが、この鶏もも肉は脂っこすぎず、でもジューシーで美味しかったです。
Nの一皿め。きのこのシチュー。マッシュルーム、ポルチーニ、しいたけ、黒ラッパ茸、エリンギ、ニンニクの芽、アルベルカ産栗、牛の舌などを柔らかく煮込んだものです。いろんなキノコの旨みがたくさん出て、ふわふわとした柔らかなソースが美味しかったです。
Nの二皿め。メルルーサの網焼き白トリュフソースがけ。上に乗っているのは、アスパラガスとにんじんを細く切って揚げたものでした。「Tempura」と書いてありました。和食の人気はなかなかすごいです。このソースは生クリームが少し強くて、白トリュフがあまりわからなかったのですが、自分では作らない種類のお料理なので楽しめました。
マチェドニア。オレンジ、パイナップル、洋なしなどのフルーツサラダです。
ナチュラルな果物のシャーベット。マンゴーといちご味でした。
パラドール特製チョコレートケーキとバニラアイス。ブランデーの効いたドライフルーツがたくさん入っていました。
ブラックのアメリカンコーヒーをよく頼むのですが、スペインでは一般的ではないので、お店によって濃さがまちまち。ほぼエスプレッソのところもあります。さすがパラドールはよく分かっていて、ご自分で調整してください、とお湯を添えてくれました。やや邪道かもしれませんが、好みの濃さで飲めて良かったです。
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