Eidosela -Bodegas Esdosela- アルバリーニョ100%です。
アルバリーニョ種100%、アルコール度数12.5%、シャンパーニュ製法
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透明な黄色。きめ細かい泡が長い間続きます。ナチュラルなカモミールやドライフルーツ香り。甘みは少なく、酸味が効いており、きりっとしています。少し苦みを持つ後口が長く感じられました。
ゆでた車エビと合わせてみます。アルバリーニョの特徴的な酸味と軽やかさが、エビの塩味と風味を引き立てます。逆にエビを食べながらだと、ワインがすいすい進みます。海産物とアルバリーニョの組み合わせは間違いありません。ちなみにこの車エビ、15センチくらいの丸々と太ったもので、とても美味しかったです。
二本めはアルバリーニョ100%の白ワイン。アルコール度数は12.5%。輝きのある強めの黄色。繊細ないくつかのフルーツが組み合わさった香り。嫌みのない心地の良い酸味がワインの美味しさを引き立てます。アタックは軽く爽やかですが、口の中に広がる味わいは厚めでしっかりとしたボディを感じます。
白インゲンとあさりの煮込み。パプリカが少し入っているだけのシンプルなものですが、あさりの出汁が美味しかったです。こってりした食感なので、白ワインの酸味がほどよく緩和され、とてもよく合うと思いました。
3本めは、リベイロ産地統制委員会の白ワインです。Treixadura 70%、Albariño 10%、Torrontes 10%、Godello 10%。アルコール度数は12.5%。2本めよりやや薄めの透明感のある黄色。フルーツの香りが豊か。甘めの飲み口で飲みやすいのですが、その分、やや単調かなと感じました。後口はそれほど長く続きません。
リベイロには、アロス・コン・レチェというお米を牛乳で甘く煮たデザートと合わせます。甘すぎず、お米の食感も程よく残っていて美味しかったのですが、一緒にリベイロを飲むとせっかくのフルーツの香りや甘みが消えてしまい、酸味だけが強烈に感じられ、個人的には残念な組み合わせでした。
2012年11月からリアス・バイシャス産地統制委員会認定のスパークリングワインが発売されました。Mar de Frades、Bodegas Pablo Padín、Bodegas As Laxas、Bodegas Eidoselaなど、現在7つのワイナリーが作っています。ブドウ品種に規定はありません。
今回は、Bodegas Eidoselaのアルバリーニョ種のスパークリングワインを初め、3種類のガリシア地方のワインを試飲してきました。
-D.O. リアス・バイシャス, スパークリングワイン