DOビエルソの新しい地理的表示によるワインがリリース
最初の取り組みから6年目にして、ようやくDOビエルソから、ビノ・デ・パラヘ(地区のワイン)とビノ・デ・ビリャ(自治体のワイン)がリリースされました。ブルゴーニュなどグラン・ヴァンを生むワイン産地同様、ブドウの原産地のトレーサビリティが一歩進みました。ビノ・デ・ビーニャ・クラシフィカーダ(畑のワイン)がリリースされるのは、ビノ・デ・パラヘとして最低5年ワインを作り続け、品質を原産地呼称委員会に認められることが必要なので、早くても2025年になります。グラン・ビノ・デ・ビーニャ・クラシフィカーダ(特別畑のワイン)は、さらに厳しい条件を満たした上で、ビノ・デ・ビーニャ・クラシフィカーダとして最低5年ワインを作り続けることが必要なので、最短でも2030年になります。
新しい表示でリリースされた具体的なワインは、以下のとおりです。
http://www.crdobierzo.es/es/comunicacion-ficha/noticias/los-primeros-vinos-de-villa-y-de-paraje-de-la-do-bierzo-salen-al-mercado/287
また、固有品種のmerenzaoとestaladiñaが新たに認定品種となり、garnacha tintorera100%のワインも認められるようになりました。さらにクラレテ(ロゼワイン)の醸造が可能になりました。個性的なワイン作りが進みそうです!