ボデガス・ブリエゴで頂いてきたブドウが食べきれずに余ってしまいそうでしたので、自家製ワインを作ることにしました。
マッシャーでブドウを潰していきます。粒が逃げていって、なかなか気持ちよく潰れません。結構骨の折れる作業でした。ブドウ液は、ちょっと濁ったピンク色をしています。
潰してから、種や皮と一緒に1日放っておきました。(マセラシオン)タンニン分や、色々なエキスの抽出、そして色づけの為です。潰した直後の液より、何となく赤みが深くなった気がします。
BUDO YA特製の手拭いで絞りました。白地の部分が真っ青になりましたが、洗濯したら白くなりました。
ブドウの絞り液はとても濃い赤紫色です。
熱帯魚の水槽の上に置いておきました。ここが一番暖かくて温度変化の少ない所なのです。
前回、水筒の入れ物で実験した時には、仕込みの翌日には発酵が始まったのに、今回は2日経っても、一向に発酵が始まりません。不思議に思って、BUDO YAの共同経営者に聞いた所、ブドウを綺麗に洗ったと言うのです。
もしかしたら、そのせいで酵母が少ないのかもしれない。と言うことで、パン作りに使っているドライイーストをほんの少し入れた所、見事に発酵しました。
これは仕込みから5日目、ドライイーストをいれて3日目の状態です。試飲した所、アルコール発酵しているというのが、確認できました。もう少し発酵させてみます。
今回は、ドライイーストを入れてから5日で発酵が止まりました。酵母が元気だったので、発酵が一気に進んだのだと思いたいです。この状態では澱が舞っていて、飲める状態ではありませんので、澱引きをします。
澱引きには、色々な方法があるようですが、今回はコーヒードリップ用の紙で濾過することにしました。こんな感じで綺麗なワインが抽出されます。
濾過前の液体には澱が結構溜まっています。紙もすぐに目詰まりしてしまいます。
丁度ビン1本分のワインが濾過できました。取っておいたPrunoのビンに移し替えて、ワインを落ち着かせる為、ちょっとだけ寝かせておきます。飲むのが楽しみです。
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