Bodegas Goianea
バスク地方の山間にあるBodegas Goianeaに行ってきました。
エスカンシアと呼ばれる高い位置からグラスに注ぐやり方を良しとせず、炭酸ガスも含まれず、長期熟成もするという、こんなチャコリがあったんだと4年ほど前、初めて飲んだときは驚きました。
雪景色も美しかったですが、春も夏も、収穫の秋にも来てみたいところです。
チャコリに使用されるオンダビリ・スリという品種。
長い枝を二本残して、曲げてやると、そこから上向きに芽が出てくるのだそうです。他の品種のように短く剪定してしまうと、翌年はほとんど新芽が出ないと話してくれました。
発酵と熟成は区画ごとに。
オークだけではなく、栗とサクラの樽での発酵や熟成も試してみているそうです。
毎年の気候によるブドウの糖や酸のパラメーターは変化するけれども、畑のキャラクター、例えば燻製の香りがする畑や、柑橘系の香りがする畑は必ずそんなワインが出来るのだそう。
オーナーであり、栽培と醸造も担当するチェマは、リオハの新進気鋭ワインメーカーであるロベルト・オリバンのサポートを受けながら、自分が目指すチャコリを作ってきました。現在はロベルトはプロジェクトに参加していないそうで、新しいビンテージの味わいが少し違ってきたのにはそんな理由もあるのだろうなと思いました。
ボトルの形もブルゴーニュ型に変わります。
日本にも入荷しています。見かけたらぜひぜひ。
Bodega Goianea
http://www.txakoliuno.com/