メルガル・デ・アバホ村でのブドウの収穫祭
2013/01/29
レオン県の近くにある小さな村、メルガル・デ・アバホ村 でブドウの収穫祭が開かれるというので、行ってきました 。
村の中は、静まりかえっていて、お祭りをしている感じは 全くありませんでした。村の中ではなく、郊外のワイン畑 で開催されている。と歩いていた村の人に教えてもらいま した。
ここまで来るのに、苦労しました。
ここまで来るのに、苦労しました。
トレーラーの上の女の子が受付をしてくれます。名前を登 録して収穫用にハサミを借りました。白いテントの下には 年配の方向けに、イスとテーブルが並んでいます。右側の 茶色い屋根はバルです。
ブドウ畑へ向かいます。アットホームな雰囲気です。ブド ウは常識的な範囲で、食べ放題、持ち帰り放題です。
こんな感じで、自由に収穫させてくれます。ブドウの種類 はテンプラニーリョ種です。
ここの畑は、Tierra de Leónが原産地の名称となる場所にありますが、ここの ワイナリーは原産地呼称委員会の定めるワインは生産せず 、Castilla y Leónの原産地表示のワインを生産しています。
Prieto Picudo種というブドウが、この土地の主なブドウの 種類となります。Prieto Picudo種に付きましては、後日ご説明したいと思っ ています。
ここの畑は、Tierra de Leónが原産地の名称となる場所にありますが、ここの
Prieto Picudo種というブドウが、この土地の主なブドウの
子どもの面倒を見ずに、カゴが一杯になるまで、収穫のお 手伝いをしました。
ベルデホ種の方が、すがすがしい緑で、見た目が綺麗です ね。これは自由には摘ませてもらえません。
息子がブドウを食べる演技をしています。近いうちに、歯 の矯正を始めなければいけないと思っています。
バルでは、こんな感じにワインを注いでくれます。おかわ りも自由で、幾らでも無料で飲ませてくれるのですが、一 応、運営の協力費を納める箱が置いてあります。納めなく ても良いですし、寄付は幾らでも良いです。
昼食が運ばれてきました。
あっという間に長い列が出来ました。
私達の番が回ってきました。
ジャガイモと豚肉の煮物です。収穫の力仕事に合わせた伝 統的なメニューにしてあるそうです。
トレーラーの荷台をテーブルにしました。赤ワインも一緒 に頂きました。
白インゲンの煮込みもありましたので、頂いてきました。 あまり残っていなくて、頂いたのが、お鍋の底の方でした ので、ちょっとどろどろしています。赤く見えるのは唐辛 子です。結構辛かったです。
記念撮影です。
村に戻ってきて、ブドウ踏み体験をさせてもらいました。 息子、大喜びです。
苦労して、もらってきたモストです。小指からしたたり落 ちているブドウ果汁が、苦労の跡を語っています。色々な 所で、モストを飲んできましたが、不思議なことに、それ ぞれ異なった味がしました。
この会社、元々は、以前のプロトスのように、ブドウ畑を持って いる人向けの協同組合のワイン製作所だったそうです。現 在は株式会社の形態を取っており、組合員だった出資者に は、年に一度、この様な形でお祭りをするそうです。本来 は出資者の為のお祭りですが、特に参加の為に制限はなく 、誰でも参加できます。また、食事代、ワイン代全て無料 です。(協力費を納めてきました。)