ボデガス・メントのワイン仕込み

朝９時から収獲したブドウを、ワイナリーまでトレーラーで運びます。

箱に入っているので、ブドウの自重で下のブドウがつぶれることがありません。

選別テーブルに酸化防止剤としてピロ亜硫酸カリウムをふりかけます。

出来の悪いブドウ、葉っぱなどを取り除きます。

ベルトコンベアで、果梗と果実を分ける機械（除梗機）に運ばれます。

念のため、機械の作業を補助します。

除梗機から、どんどん果梗が出てきます。

トレーラーからブドウの箱をどんどん降ろします。

真剣にブドウの選別をしています。

果梗と果実を分ける機械はホースにつながっていて、ステンレスタンクに果汁を送ります。

はしごを昇って様子を覗くことができます。

これは、今回のブドウの選別が始まる前に溜まっていた分です。

アルコール発酵の前に、このタンクの中でコールドマセラシオンを行い、果汁に色やタンニン分、その他の味わいをつけます。

絞りたてのモスト（果汁）。当然ですが、ロゼワインのモストとは味も香りもこの時点でずいぶん違います。テンプラニーリョ100％のモストはよりタンニンが強く、糖度が高いものでした。

コールドマセラシオンの後、このステンレスタンクでアルコール発酵を行います。

その後、樽熟成。

コルク詰め、ラベル付けの機械です。

2011年ものの、樽熟成前のワインも試飲しました。絞りたてのモストの糖度が、アルコールに変わり、タンニンもうまく溶け合い、美味しいワインになっていました。

トゥデラ・デ・ドゥエロ村を流れるドゥエロ河のすぐ横にワイナリーがあります。

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