人口8千人の村からほんの数キロしか離れていないのですが、舗装されていない松林を通り抜けるので、深いわだちがあったり、畑までたどり着くのには、乗用車では一苦労です。手前は線路跡、目指す葡萄畑は、右側の道を抜けたところにあります。
葡萄畑は標高750mの小高い丘の上にあります。
二人が一組になって、一列の葡萄を摘んでいきます。極端に作業が遅い人が出ないように、一斉にスタートしてほぼ同じペースで収穫していくようにします。
それぞれが箱に入れます。
その箱を荷車に積んで、ワイナリーまで運びます。これは、ワイナリーに葡萄を運び終わり、空になった箱を積んで戻ってきたところです。
葡萄の種類はテンプラニーリョ種です。
今年は雨が少なかったので、葡萄の量は少ないのですが、しっかり実が詰まった皮の固い、糖度の高い葡萄が出来たそうです。粒が揃っていて見事な出来です。
葡萄の木の間に、鳥の巣もありました。
松林の近くは鳥がたくさんいるので、どうしても葡萄を食べられてしまうのだそうです。手前はバラの木です。今は咲いていませんが、ワイン畑にバラの花。見てくれる人も居ないのに何故?バラを植えるのにはちゃんと意味がありまして、それはバラの木の調子で病虫害を知るためらしいです。
粘土質なので、雨が降ると歩くのも大変なほどになりますが、この日は、乾燥してあちこちにひび割れができていました。
ちょっとだけお手伝いをしました。
-ワイナリー訪問