イリアルト・エリーテ 2011 (Hiriart Elite 2011)
2013/01/29
シガレス地方のロゼです。前回飲んだROSADO HIRIART LÁGRIMA 2011 よりワンランク上のワインになります。葡萄の種類は、テンプラニージョ、ベルデホ、ガルナチャです。アルコール度数は13.5%。地元デパートでも、ワイ ン専門店でも在庫がなかったのですが、ワイナリー訪問したときに入手できました。一晩しっかり冷やして、いざ抜栓。
ボトルでは濃い透明なルビー色に見えたのですが、グラスに注ぐとややオレンジ色がかったところもあります。香りは、ベルデホ100%の白ワインほど強いフルーツ香ではありませんが、最初は柑橘系フルーツのフレッシュな香り。グラスをゆすると南国系の甘い香りがたちます。
一口目。ロゼにしては厚めの口当たり。全く発泡していません。味わいは辛口で深みがあります。口にふくんでいると複雑な味わいが広がります。赤や白ワイン よりも軽く見られがちなロゼですが、「どんな食事にも合います」とワイナリーの人が言っていたとおり、このワインだけ飲んでいてもだんだん美味しくなって 楽しいのですが、食事も一層美味しく進むだろうなと思います。
ロゼワインは一般的に1年でずいぶん色合いも味わいも変わってしまう繊細なものなので、なるべくフレッシュな良い状態で召し上がっていただければ、このワインはきっと満足していただけると思います。