verema主催ワイン試飲会 その１
2016/12/01
2014年６月23日にマドリッドで開催されたveremaのワイン試飲会に行ってきました。
1962年創業のBodegas Sonsierra。Rioja Altaにあります。
リオハの白といえば、ビウラ。このワインは、カンタブリア山脈の麓で採れたビウラ100％を使用し、２４時間全房でマセレーションして、アロマを引き出しています。アメリカンオーク８０％とフレンチオーク２０％で、４ヶ月ほどシュール・リーしています。樽熟成しているので、柔らかな厚みがありますが、爽やかさもあり、すっきりまとまった味わいでした。
ラ・マンチャ地方にあるPago del Vicarioが、黒ブドウのテンプラニーリョで作る白ワインです。面白い取り組みだとは思いましたが、多少もたつく印象でした。
アリカンテにある、Bodegas Sierra Salinasです。この白ワインは、モスカテルとシャルドネのブレンドです。シャルドネのみ、２ヶ月間樽熟成しています。モスカテルの甘い香りと、シャルドネの白い花の香り、樽熟成のほのかなバニラの香りが混ざり合う、とてもアロマティックなワインです。味わいは、かなり酸が豊かで、辛口。 アリカンテの美しい浜辺のテラスで飲んだら、さぞかし美味しいだろうなぁと思いました。
ジェイダのRaimatが創業100周年を記念してリリースした新銘柄です。シャルドネ、チャレロ、アルバリーニョのブレンドです。一部のレストランや、ワインショップ向けの限定発売だそうです。
D.O.Conca BarberáのAbadia de Pobletが作る、シャルドネ100％の白ワインです。世界遺産のポブレー修道院で醸造されています。千年ものワイン作りの歴史があり、元々はピノノワールの赤ワインが有名です。1989年にコドルニューグループがこのプロジェクトに参加し、2002年からAbadia de Pobletになりました。
シャルドネらしい、白い花の高いアロマを持ち、しっかりとしたボディがあります。ミネラルを多く含むので、わずかに苦みを感じ、全体を引き締めています。