フォトジェニックな村なので、いつか行ってみたいなぁと前から思っていました。
今日はワイナリーの場所が簡単に見つかったので、約束の時間まであの村に上ってみることにしました。あれ?立派なアルカサルがある!
見晴台からの風景も素晴らしい。写真左側の黄色いひまわり畑のあたりから上ってきました。
あの橋も魅力敵だなぁ・・・。え?この風景、なんだかとてもデジャブだ。
それもそのはず、反対側から上ってきただけで、この村は勝手知ったるトロ村でした。。あはは。
時計台までの道には、美味しそうなBARが並びます。
立派な教会。さて、そろそろ時間なのでワイナリーに向かいましょう。ここからだと車で5分ほどです。
テンプラニージョ。ここの葡萄も大きくなってますね。
畑の全体図。前回行ったQuinta de la quietudに比べて植木の間隔がせまく、葉っぱがびっしり茂っています。ここは針金に枝をはわせるやり方をしていました。樹齢は30年から100年のものがあるそうです。
ワイナリーの建物です。
ワインだけではなくて、コスメ、チョコレート、ジャム、塩、オリーブオイルなどいろいろと作っています。
ワインの銘柄もたくさんあります。2011年6月に出版された"The Wine Advocate"にロバート・パーカー氏によるトロ地区最高のポイントがついたそうです。ちなみに、グラン・レセルバ2004が96+、レセルバ2008が93+、クリアンサが92、4ヶ月樽熟成の若いワインが90+ です。ワイン祭りのときにも「美味しい」と思いました。
昔ながらのプレス機。こういうものを集めてワイン博物館を作りたいそうです。カスティージャ・イ・レオン地方ではワイナリー見学を中心とした、試飲やグルメ、温泉、マッサージなどのリラックス施設、ハイキング、乗馬などをコーディネートしたツアーを充実させようとしています。ここのワイナリーもそのひとつ。
ここには天文台を作る予定だそうです。確かに邪魔をするものが何もなくて、星がきれいに見えそうですね!ただし、この不景気で計画は残念ながら中断中で、ワイナリー見学はいつでも大歓迎!とおっしゃっていましたが、今のところはそれだけ、という感じでした。
手で摘まれた葡萄が小さめの箱に入って、この選別テーブルに運ばれてきます。現在は使わないので、商品の展示台になっています。
一時発酵用のステンレスタンク。残念ながら醸造家がバカンス中でそれ以上の詳しいことは聞けず。
スパークリングワイン用のタンク。
ボトル詰めの様子。日本デビューだ!と喜んでいた明るい人たち。
熟成樽。ビバルディが流れていました。ワインの熟成に良いのだそうです。
遊びに来た有名人のサイン。
数独の創始者とそのお弟子さんのサイン。
試飲ルーム。昨日も、パーティをしたんだそうです。試飲付きワイナリー見学は一人3ユーロ、軽食付きだと7ユーロとオフィシャルサイトには書いてありました。どんな感じか体験してみたくて申し込んだのですが、わたしは試飲もしなかったかわりに代金もとられませんでした。一人だったし、観光客じゃなかったからですね。
特別なお客さんには、音楽家や作家の写真をデザインしたラベルを作るのだそうです。
社長が描いた絵。バイオリンも弾くのだそうです。もう少し観光地的になっているといいかなぁとも思いましたが、新しい取り組み、がんばってほしいです。
-ワイナリー訪問, D.O.トロ