バリャドリッド県からソリア県に向かう道には、錚々たるワイナリーが並びます。道路の両脇には、延々とブドウ畑が広がり、ワイナリーが両側にいくつも見えます。見通しの良い一本道とはいえ、制限速度は100Km/hですので、脇見運転などにはくれぐれもご注意ください。BUDO YAでも1名様からワイナリーにご案内できます。
キンタ・サルドニア。
ピーター・シセック氏とジェローム・ボウナウド氏が作ったワイナリーです。斜面に広がるブドウ畑がタンニン、糖、酸の3つをバランス良く併せ持った上質なワインを作ります。
http://www.terrasgauda.com/#quinta_sardonia
アバディア・レトゥエルタ。
写っているのはワイナリーではなく、元修道院の5つ星ホテル。素晴らしく心地よいパティオがあります。ワイン観光もバラエティ豊かに準備されており、収穫体験プログラム、気球に乗っての観光もあります。
http://www.abadia-retuerta.com/default-en.html
ボデガス・マウロ。
言わずと知れたベガ・シシリア社の醸造責任者を20数年間務めたマリアノ・ガルシア氏の実家ワイナリーです。
http://www.bodegasmauro.com/
Hotel Posada Fuente de la Aceña。ワイン観光も手配してくれるプチホテルです。レストランも人気。とある有名醸造家がここのステーキがスペインで一番美味しいと太鼓判を押していました。
http://www.fuenteacena.com/
ホテルのワインも充実。価格も良心的。
Dominio de Pingus。ピーター・シセック氏のワイナリーで、初ヴィンテージがスペインワイン初のパーカーポイント100点をとったことで世界中に有名になりました。
http://www.dominiopingus.com/
ピングスのすぐ近くにPico Cuadroもあります。テンプラニーリョをがっつりと生かし切った骨太のワインを作ります。
http://www.picocuadro.com/la-bodega/
ワイナリー併設のSPA付きホテルがあるARZUAGA。この地域で充実したワイン観光を始めた最初のワイナリー。ベーシックなプランは所要時間75分で、お一人様12ユーロから。英語、スペイン語で対応してくれます。その他、様々なプランがあります。
http://www.arzuaganavarro.com/ja
ARZUAGAからブドウ畑をはさんで見えるのが、スペイン王室御用達のVega Siciliaです。残念ながら、一般の方が見学を予約するのはかなり困難です。近くに車を停めてワイナリーを背景に写真を一枚!というのもVega Siciliaが禁止しているので、遠景だけで失礼します。
Vega Siciliaからペニャフィエル村に向かって進んでいくと車で5分ほどで、AALTOの入り口があります。そこからブドウ畑になっている丘を3Kmくらいひたすら登るとワイナリーがあります。
Vega Siciliaの醸造責任者を20数年間務めたマリアノ・ガルシア氏と、D.O.リベラ・デル・ドゥエロの原産地呼称委員会会長を勤めたこともあるハビエル・サッカニニ氏が1999年に立ち上げたワイナリーで、シルキーなワインを2種類だけ作ります。
見学は要予約で所要時間は60分程度。2014年3月現在、見学料金は無料です。英語、スペイン語で対応してくれます。
ペニャフィエル村でのご宿泊は、ペニャフィエル城の麓にあるConvento Las Clarasはいかがでしょうか。SPA、プール、優雅なパティオなどリラックスできます。このホテルの専用ワインはとても上質ですので、お試しの価値は十分あると思います。
http://www.hotelconventolasclaras.com/en/hotel-valladolid.php
Hotel Convento Las Clarasから歩いて10分ほどのところにあるコソ広場。夏にはここに闘牛場が開設されます。
コソ広場にあるツーリスト・インフォメーション。15分ほどのペニャフィエル村にまつわるビデオを無料で見せてくれます。観光立国スペインには、どこの村にもツーリスト・インフォメーションはあり、この「i」のマークが目印です。
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