プラドレイ(D.O.リベラ・デル・ドゥエロ)の収穫体験
プラドレイは、3千ヘクタールという、リベラ・デル・ドゥエロの中で最も大きな畑を持つワイナリーです。この建物は以前王家が別荘として使っていたもの。今は、プラドレイのホテルになっています。
バスで、プラドレイの広大な敷地のごく一部を見学します。
ブドウだけでなく、800頭の乳牛も飼っていて、牛乳やチーズを作っています。
3日前に生まれた子牛に牛乳をあげてみます。
太陽光発電、水力発電の設備があり、プラドレイで使用する全ての電力を賄っています。
大規模なポプラ林業も行っていて、セルロースを採ります。紙や合板に使われます。イノシシ、鹿、豚、ウサギ、ウズラなどなど様々な動物もいます。
ワイナリー近くの畑で収穫体験。汚れないようにレインコートや手袋を貸してもらい、バケツ一杯になるまで頑張ります。
バケツをワイナリーに持って帰り、樽に入れます。一部は手動式の除梗機にかけて、ブドウの粒だけにします。石鹸で足を洗ってから、昔ながらの足踏み体験。
手動式の除梗機でブドウの実だけにしたものを樽に移し、ブドウジュースをくみ取ります。甘さと爽やかさとタンニンの渋みが合わさった味わいです。
ワイナリーの試飲室に移動して、まずはブドウの試食。左から、一番小さな房がカベルネ・ソーヴィニヨン。真ん中の細長く、実が詰まっていないものがメルロー。右のコンパクトに実が詰まっていて葉っぱが大きいのがテンプラニーリョです。
ワイングラスを傾けて液体の縁が青みがかかっていれば若いワイン。レンガ色に赤みがかかっていれば年月を経ているという判断ができます。くるっとまわしてみて、グリセリンが残るほどアルコールが高く、強いワインだと想像できます。そして香り、味わいと楽しんでいく方法のレクチャー。2種類のワインを試飲しました。
グラスを片手にワイナリー見学します。
年代別に保存されたワインセラー。
ブドウ畑の中でお昼ご飯。全てプラドレイの敷地内で採れた肉やチーズ、野菜、ワインだそうです。バーベキューに使う薪はブドウの枝。雄大な規模の自給自足です。
この後、みんなでホテルに帰り、20時からアロマのワークショップ。匂い当てクイズの優勝者には賞品が出たり、ゲーム感覚で遊びます。21時からバロック音楽生演奏付きの夕食。みんな朝から一緒に働いたので、既にとても仲良しになっていました。
見学、収穫+ワイン作り体験、3食、ホテル宿泊付きでお一人様125ユーロです。ブドウの収穫体験は、この日一日だけですが、年間を通じて様々なアクティビティが用意されています。BUDO YAでもご案内できますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。