トゥデラ・デ・ドゥエロ村にある古いワイナリーです。
真ん中の水色がドゥエロ河です。ポルトガルまで続く大きな河です。
16世紀に建設された教会。毎週日曜日はミサが開かれます。赤ちゃんのときに洗礼を受け、9歳くらいで初聖体を祝い、結婚式、お葬式、とほとんどがキリスト教のスペイン人にはとても大切な場所です。
村のメイン通りにボデガス・マウロ社があります。
立派な石造りの壁ですね。中にステンレスタンクや樽もありますが、2004年に同じ村のはずれに新しいワイナリーが建設されました。
それがこちら。広大な敷地に近代的な建物です。
もともとのワイナリーも味わいがありますが、こちらの方が働きやすそうです。
事務所のエントランス。
待合室のソファーも立派な革張り。座り心地がよさそうです。レギュラーコーヒーもご自由にどうぞ、という感じでした。
錚々たる受賞履歴の楯がたくさん飾ってありました。これがマウロ社のオーナーであり、スペインワインの歴史を作ってきたと言っても過言ではないマリアノ・ガルシア氏のお人形。
マウロの他に、葡萄の収穫が良かった年に作るベンディミア・セレクシオナダ、長期熟成を主眼においたテレウス、トロ地区で作られているサン・ロマン、セカンドラインのプリマです。
マウロの他に、葡萄の収穫が良かった年に作るベンディミア・セレクシオナダ、長期熟成を主眼においたテレウス、トロ地区で作られているサン・ロマン、セカンドラインのプリマです。
熟成樽。有名なワイナリーでも、ワインをつくっている人たちは気さくで、そして自分たちの作るワインを愛しているので、得体の知れない?東洋人がひょっこり一人で尋ねても熱心に説明してくれることが多いのですが、マウロ社は日本にインポーターもいるせいか、「写真、撮れればいいんでしょう?」とあまり説明してもらえませんでした。ちょっぴりがっかり。技術的なデータはインターネットで調べられるといえばそうなのですがね。
気を取り直して、マウロ社の新ワイナリーがある小道の風景。うわーっと叫びたくなる感じに広々と畑が広がっているのですが、カメラの技術不足でうまく表現できていませんね・・・。
10年ほど前、「隣村に続く道をまっすぐ行って、最初の二本の木のところを右折して、しばらく行ったところにあるカリンの木が目印の家」で待ち合わせしたことがあるのですが、当時は一本の木に見えて、やっぱり迷ってしまった思い出があります。
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