イリアルト・ラグリマ 2011
2013/01/28
シガーレス地区では良質なロゼワインが産出されています。新聞にROSADO HIRIART ÉLITE と言うワインが、シガレス地区での良質ワインコンクールで一番を取ったという記事が載っていましたので、飲んでみたいとずっと思っていました。でも、そう 言うワインって市内の小売店では余り売っていないのですよね。
で、色々探し出した結果、ROSADO HIRIART ÉLITE の一つ下のランクのワイン、ROSADO HIRIART LÁGRIMA を偶然見つけ出し飲むことが出来ました。
このワインも色々なコンクールで入賞して、高い評価を受けています。
ワイナリーのページには
マドリードバッカス賞 銀賞
CMB ブリュッセル 銀賞
ペニン90ポイント、五つ星受賞
ベルリン ワイントロフィー 銀賞
IWC ロンドン 銅賞
ペニンで90点というのが、割とわかりやすい評価ではないかと思います。
ワインボトルのラベルのデザインは、シマンカス在住の画家の作。ボトルは、透明ガラスのボルドータイプで、バントはかなり浅く、注ぎ口に縁のあるタイプ。 コルクは特注の合成樹脂、シールはプラスチックでした。余談ですが、シールカッターが入らないので、縁がある注ぎ口は、シールを切るのが面倒です。
試飲温度は、10℃丁度。
色は、オレンジ系ではなく、アメリカンチェリー系の濃い赤色です。カリフォルニアワインでは、赤ワインのカテゴリーでもこの位の赤さの物があると、一緒に試飲した同僚が言っていました。
ワインは、テンプラニーリョ種、ガルナチャ種、そして、ベルデホ種のブレンドとなります。ブドウの割合は明記されていません。
ベルデホ種の物とは異なり、甘めのケーキのような甘い香りがちょっとだけしました。
はっきりと甘くは感じないのですが、酸味が抑えられていて、バランスが取れているように感じました。
凄く飲みやすいです。後口の苦みも少ないので、どんどん飲めます。とてもバランス良く、飲みやすく作られた良いワインだと思いました。飲んだ後、頭痛等の悪酔いもしませんでした。きちんと作ってあるのだと思います。
現在、日本には輸出されていませんし、BUDO YAでも扱っていません。2012年物から、扱いたいと思っていますが、2011年物の注文も受け付けております。