アバディア・レトゥエルタのブドウ畑
2013/01/28
わたしが住んでいるトゥデラ・デ・ドゥエロ村からペニャフィエル村までのソリア街道には葡萄畑とワイナリーが続きます。テオフィロ・レジェス、アリオン、ベガ・シシリア、ビジャクレセス、アルスアガ・・・と一時期、「スーパースパニッシュ」という呼ばれ方をしていました。
そんなペニャフィエルからの帰り道、緑に広がるだけの風景がふと華やかになりました。
葡萄畑の道路沿いにバラが咲いていたのです。
こんなおしゃれなことをするのは、アバディア・レトゥエルタ。リベラ・デル・ドゥエロの産地統制委員会指定地域から畑の一部がほんの少しはずれるのと、統 制委員会が指定するいくつかのルールと違う葡萄の種類を使用しているため、テーブルワインの扱いとなっています。スイスの製薬会社ノバルティスが所有する ワイナリーで、ボルドーのシャトー・ベレールの醸造家パスカル・デルベック氏がコンサルティングをしています。
(後からわかったのですが、バラはブドウよりも病害や虫害に弱いため、畑の健康度を測る指針として植えているのだそうです。)