D.O.リベイロの風景
D.O.リベイロはガリシア州オウレンセ県にあります。ミニョ川とその支流が流れており、リベイロはガリシア語で「川の岸辺」という意味です。
どちらかというと無濾過の白ワインというイメージが強いのですが、以前は赤ワインの生産量の方がずっと多かったのだそうです。(現在は90%が白ワイン。ロゼワインは生産されていません。)
山間の小さな畑に、様々な品種が混在して栽培されているのが特徴です。例えば、トレイシャドゥラの隣の木がアルバリーニョだったりします。16世紀から 17世紀にかけてが、この地域の黄金期で、ヨーロッパ各地はもちろん、アメリカにもこの地域のワインが運ばれた記録が残っています。
この辺りの川は透明度が高く、マスがたくさん捕れるそうです。天然温泉もあります。小さな赤い交通標識は、「野生動物飛び出し注意」です。