k-naia （ケ－ナイア）2012
昨年収穫分のブドウから作られた、フレッシュな白ワインとなります。
使用しているブドウは、ベルデホ種が８５％、ソーヴィニヨン・ブラン種が１５％となります。
ベルデホ種にビウラ種をブレンドするワイナリーは多いのですが、このワインは、ベルデホ種にソーヴィニヨン・ブランをブレンドしています。単一品種とし てワインには使われにくいソーヴィニヨン・ブランですが、ルエダ地区では、ワイナリーによってはソーヴィニヨン・ブラン種１００％のワインを作っています。
青みがかった黄色をしています。グラスが結露しているため、写真では白く濁っているように見えますが、実際には全く濁りはありません。
グラスへ注いだ直後は、レモンや青リンゴのような若々しい香りがします。その後、時間が経つにつれ、熟したリンゴ、洋梨、パイナップル、そしてバナナや 桃のような甘い香りに変化して行きました。香りの密度はかなり高いです。ソーヴィニヨン・ブランの特徴と言われる、若草やハーブのような香りは感じられま せんでした。
割と濃厚なボディを持っています。若々しい酸とベルデホ種特有の苦み、そしてほのかに甘みを感じることが出来ました。輪郭がはっきりしていて飲みやすかったです。
少々強めに発泡しています。強めのボディにそれがアクセントとなって、悪くは無いと思いました。
一般的に、白ワインは、魚や海産物、そして鶏料理に合うと言われています。このワインは、ボディがしっかりしているので、焼き鳥などに合うような気がします。